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近代化産業遺産 / 河内貯水池
2014/05/29
Blog自然と調和した、第一級の近代化産業遺産 河内貯水池 土木技師・沼田尚徳の大偉業 河内貯水池は、八幡製鐵所の第三次拡張工事での水源地拡張対策の一環として 1919年(大正8年)に竣工し、8年の歳月をかけて、延90万人の人々の手で 1927年(昭和2年)に完成した。 その総指揮者が、土木技師の沼田尚徳、当時は東洋最大級のダムで、 「土木は悠久の記念碑」というヨーロッパの土木哲学を具現化す …
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旧大里製糖所 (関門製糖)
2014/05/29
Blog1904年(明治37年)、合名会社鈴木商店によって造られた大里精糖所の工場群。 199号線バイパスが造られる際、工場敷地を縦断する格好となったため、いくつかの建物が 壊されたのだが、工場に許可を得て入らなくてもその歴史ある重厚な雰囲気を享受できる。 1907年(明治40年)大里精糖所は売却され、大日本製糖(株)門司工場となりました。 その後、西日本製糖(株)と社名が変わり、さらに2001年(平成13年)には日本甜菜製糖(株)と 大日本明 …
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北九州の産業観光 / 関門製糖
2014/06/10
Blog関門製糖株式会社 門司の地で砂糖をつくり続けて100年の伝統企業です。 明治37年に設立さて、鈴木商店の飛躍の原動力となりました。 ばら印とスズラン印の砂糖を製造する関門製糖(株)の前身は、明治37年(1904年) 鈴木商店が門司に創業した大里精糖所です。 門司が選ばれたのは原料糖(甘しょ)と石炭の調達、船舶と工業用水の確保が便利だったことが 主な理由でした。 明治40年(1907年)大里精糖所は売却され、 …
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北九州の産業観光 / ニッカウヰスキー
2014/06/10
Blogニッカウヰスキー株式会社 鈴木商店が大正3年に設立した大里酒精製造所が始まり。 現在、約20種類の焼酎原酒を製造しています。 「かのか(麦・米・芋)」以外にも、麦焼酎の「玄海」「綺羅麦」「穂の舞」、米焼酎の 「大地の穣」、そば焼酎の「玄庵」、芋麦ブレンド焼酎の「とんぼの昼寝」、 泡盛の「うみそら」 大正3年(1914年)の創立以来、一貫して焼酎(かのか・大五郎・玄海など)を中心に 製造している、レンガ造りが特徴の工場 …
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北九州の産業観光 / 新日鐵住金 八幡製鉄所
2014/06/10
Blog1901年に操業を開始した銑鋼一貫製鉄所で、日本の産業近代化に貢献した企業で、 粗鋼生産高は現在世界第2位。 最終製品は自動車鋼板、ジュース缶、食缶用ブリキ、建設用スパイラル鋼管 新幹線や列車にレール、変圧器などに使われる電磁鋼板、ステンレス厚板 粗鋼生産高世界第6位の新日本製鐵と第26位の住友金属工業が平成24年(2012年) 10月に合併し、世界第4位の粗鋼生産高を誇る、新日鐵住金㈱が誕生しました。 その旧新日本製鐡は明 …
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産業観光 / 八幡製鉄所 戸畑4高炉
2014/06/13
Blog新日鐵住金㈱ 八幡製鉄所 産業観光でご案内するところは、高炉工場と熱延工場。 ここでは、高炉工場の主要設備である戸畑4高炉を紹介します。 1972年に操業を開始し、2014年1月~4月に3回目に改修工事が行われました。 そして、大型化し、最新鋭の技術を導入して新しく生まれ変わり、4月20日に再稼働しました。 高炉は鉄鉱石をコークスで還元・溶融して銑鉄を作る設備で、製鉄所のシンボル的存在です。 今回は新しく生ま …
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産業観光 / 八幡製鉄所では何をつくっている?
2014/06/13
Blog新日鐵住金㈱ 八幡製鐵所では何をつくっているでしょうか。 鉄づくりの最初の原料はこんなものです。 鉄源となる鉄鉱石、熱源及び還元材のコークス、副原料の石灰等 様々な行程を経て、こんな製品をつくっています。 自動車用鋼板 ブリキ スパイラル鋼管 鉄道のレール &n …
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若松南海岸散策
2014/11/29
Blog若松南海岸の様子。 1898年の開港した若松港。 筑豊から、遠賀川と堀川を経て川ひらたで運ばれて来た石炭。 ごんぞうによって荷役作業が行われた場所。 近くに石炭の積出港があることで、官営製鐵所が対岸にできた。 そんな昔の状況を思い浮かべながら散策しました。 上野ビル(旧三菱合資若松支店) ドイツから輸入した煉瓦を使った建物 旧古河鉱業ビル 石炭会館 ごんぞう小屋 …
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北九州から世界遺産を!
2014/12/08
Blog技術立国・日本の礎を築いた未来への遺産 明治日本の産業革命遺産、九州・山口と関連地域 その中に、製鉄部門として、下記の八幡製鉄所の施設が候補に上っています。 旧本事務所、旧鍛冶工場、修繕工場、遠賀川水源地ポンプ室。 2015年に最終審査が行われ、世界遺産登録の可否が決定されます。 このことを多くの皆さんに知ってもらい、一緒に盛り上げていきたいと考えています。 そこで、西南女学院大学 …