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水俣スタディツアーを実施しました 10月2日、3日

 

アジア未来会議 2016

水俣スタディツアー

 

●実施日 10月2日(日)、3日(月)
●参加者 16名
●出身国 フィリピン、インドネシア、中国、韓国、日本
●英語ガイド ジャパン九州ツーリスト株式会社 近藤
   北九州の公害克服の方法と歩みを最初に紹介し、水俣の公害がどうなのかを
 一緒に学びました

●目 的 水俣病の現状を学ぶ

 

行 程
【10月2日(日)】
9:00 小倉駅新幹線口出発

=== 小倉北IC 北九州都市高速 → 九州自動車道 八代IC → 南九州自動車道 津奈木IC ===
水俣 → スペイン村 福田農場で昼食

  

 

水俣病資料館 水俣病の現在までの歴史を学ぶ

  

 

熊本学園大学 水俣学研究センターで水俣病研究の第一人者・花田教授による講演
裏側に秘められた水俣病の問題の本質や未来への提言を分かりやすく解説してもらった

 

湯の鶴温泉 あさひ荘 (花田教授を囲む夕食・懇親会)

  

 


 

【10月3日(月)】
9:00 あさひ荘出発

もやい館で水俣病の語り部 杉本肇氏による講演

  

 

愛林館 沢畑館長による自然と共存する農業と暮しの講演

  

 

愛林館で昼食
=== 南九州自動車道 津奈木IC → 九州自動車道 八代IC → 福岡空港 → 小倉北IC ===
18:00 JR小倉駅新幹線口解散

 


 

水俣病が未来に伝えること
1932年にチッソ水俣工場が操業を開始、その時からメチル水銀を含んだ工場排水が海に流れだした

そして魚や貝類に毒物が入り、それを食べた動物や人間の体に異変が起き始める(食物連鎖)
しかし、当初その異変は、ある特定の地域の伝染病などと考えられていた。
そして、水俣病が公式に発見されたのが、なんと操業開始から24年後の1956年のことである。
更に問題は、公式発表されても、工場のはなんの改善アクションに打たれずに、操業続け、
工場の操業を停止し、毒物排出が無くなったのは、1968年のことであった。
それは、毒物を流し始めてから26年後、水俣病が公式に発見されてから12年後のことで
あまりにも遅すぎる対応。

その状況を北九州の公害克服の対応と比べると、企業、行政の対応が全く異なる

なぜこんな状況になったのかを学び、今でも患者の方々は苦しまれていることを
肌で触れ、更に今でも裁判に頼らなけれならない状況を知って、色んなことを
考えさせられたツアーでした。

今でも苦しんでおられる人達を、可及的速やかに救済し、二度とこんなことが起こらないように
しなければならないと痛感しました。

 

 


 

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