門司港レトロ
門司港が1889年に大陸貿易の拠点として特別輸出港に指定され、この地に多くの産業が生まれ、
ここから日本の産業近代化が始まりました。
また、ノーベル物理学賞受賞のアインシュタインが1922年に初めて来日して、門司港に滞在し
その時に ❝見るもの全てが芸術作品❞と門司港を絶賛しました。
2017年(平成29年)には、門司港レトロを含む関門海峡が、”関門”ノスタルジック海峡として
日本遺産に登録されました。
現在、魅力的な観光地として多くの人に楽しんでもらっています。
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関門海峡のストーリー性を持った歴史的価値が評価され、2017年(平成29年)に
“関門”ノスタルジック海峡が日本遺産に登録されました。
関門地域を空から見下ろすと、本州と九州とが互いに手を伸ばし、今にも陸続きになりそうな
地形が目に入ります。海峡を挟んだ両岸からは、山々が海にせり出すように対峙し、そこからは
大型のタンカーや旅客船が途切れることなく往来する海峡 景観とレトロな近代建築が建ち並ぶ
街並みを望むことができます。
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1988年(昭和63年)には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定され、現在では東京駅と
2つが国の重要文化財です。
1914年(大正3年)に門司駅(当時)として開業、1942年(昭和17年)に門司港駅と改称されました。
建物は、フレンチ・ルネッサンス調との木造二階建て建築で、ドイツ人技師
ヘルマン・ルムシュッテルの監修によるものです。
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1921年に三井物産の社交倶楽部として作られた建物です。
ハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られ、門司港駅と同様に国の
重要文化財に指定されています。
1922年にアインシュタイン博士が全国を講演する為に来日した際に、三井倶楽部に宿泊しました。
博士が宿泊した部屋は当時の様子を再現しています。
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日本を代表する建築家・黒川紀章が手がけた高層マンション「門司港レトロハイマート」の
最上階にある展望室です。
ガラス張りの開放感のある造りで、高さ103メートルから門司港レトロ一帯や関門海峡などを
270度の大パノラマが楽しめます。
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世界でここだけ! 海峡を歩いて渡れます!
1958年(昭和33年)に開通した海峡を歩いて横断できる世界でも珍しい海底トンネルです。
距離は780m、徒歩約15分で本州 山口県下関市に行くことができます。
自転車や原付を押しての通行も可能です。
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基本情報
・住 所 | 北九州市門司区港町 |
・アクセス | 小倉市街から車で20分 九州自動車道 門司ICから車で8分 JR小倉駅から列車で15分 |