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近代製鉄発祥の地/東 田

日本の産業はここから始り、そして未来のまちづくりもここから!

東田地区の今日までの歩み

1896年(明治29年)に国会で製鐵所設置が承認され、数ある候補地の中から八幡に
決定されました。
そして、1901年(明治34年)に八幡東田の地で官営八幡製鐵所が産声を上げ、
日本の本格的な産業の歴史の幕が開きました。
   

 
1972年(昭和47年)に東田第一高炉が休止するまでの東田地区はものづくりの中心地として
貢献してきた。
高度経済成長後、生産効率向上や物流革新のため、主要製鉄設備が海沿いの戸畑地区に
新設され、この広大な120ヘクタールの場所が遊休地となった。
 
新日鐵は北九州市ルネッサンス構想に基づく基盤整備に1994年(平成6年)に着手し、
道路や電気、水道、ガスなどを整備して企業誘致の基盤を整えた。
次の転機が、平成13年(2001年)の「北九州博覧祭2001」で、近代産業の発展と環境問題の
克服を経験した北九州市は「環境」博覧祭の主要テーマに揚げました。
 
それを機に東田地区の開発発展に「環境共生」を主要コンセプトにして、2003年に
「世界の環境都市」を目指す街づくりの基本構想となる「八幡東田グリーンビレッジ構想」を
策定し、2008年(平成21年)には「環境モデル都市」に認定されました。
 
新たな街づくりの「パークコンプレックスシティ構想」では、職・住・学・遊が融合した進化した
コンプレックスシティを目指して、情報産業を中心にした企業集積するエリアやマンション
などの居住エリア、商業施設エリアなど、120ヘクタールの土地をゾーンに分けて、
それぞれの目的に応じた街づくりに取り組みなした。
 
ゾーンを決める際に新たに設置されたのが、新駅(スペースワールド駅)や都市高速道路などの
アクセスはもちろん、開発エリアと周辺街区との調和を考慮しました。
例えば、両エリアを分断していたJR鹿児島本線の線路を移設・直線化し物理的にも開かれた
場所を生み出しました。
 
平成15年(2003年)には環境共生と低炭素型都市を目指す産官学民が協働した
「八幡東田グリーンビレッジ構想」がスタートしました。
この取組を支えるのがエネルギーの地産地消で、隣接する製鐵所のエネルギー基盤を活用し、
LNGによる電力供給をスタート(東田コジェネ)、電力は東田地区で利用し、蒸気熱は製鐵所で
再利用することで低炭素・効率的なエネルギー利用を実現しました。
 
又、日本初の試みとして、店舗・住宅・集客施設などにパイプラインを設置し、製鐵所で発生する
水素を供給し、エコファーム用の燃料として供給するほか、燃料電池車の水素ステーションにも
設置しました。
更に太陽光発電も将来的に設置し、電力・排熱・蒸気・水素などの様々な副産物の再利用を含め、
トータルマネージメントを発揮し、一般地域に比べて約
30%のCO2削減を達成しています。


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