小倉城
勝山公園内に位置している北九州市のランドマークである小倉城
あまり大きく見えない天主閣であるが、実は全国で6番目の高さです。
1602年から細川忠興が約7年かけて唐造の天守閣を築城し、細川氏の熊本転封の後、1632年に
譜代大名である小笠原忠真が入城し、以後幕末まで小笠原氏が居城しました。
1837年に失火のため天守閣が焼失し、残る城郭も1866年、第二次長州征討の混乱の中で小倉藩が
自ら城を焼却しました。
明治時代から第二次世界大戦中には、歩兵第12旅団や第12師団の司令部が城内に置かれた。
戦後、1959年に天守閣が再建されました。
天守閣からの眺めは最高です。リバーウォーク北九州、小倉城庭園、北九州市庁舎、
中央図書館をはじめ360°の眺望が拡がります。
城内にはエレベーターも設置されていますので、足に自信のない方も気軽に行ってみて下さい。
桜の名所
小倉城周辺は約300本の桜が楽しめる名所です。お城を囲むようにソメイヨシノを始め、
しだれ桜などが次々と咲き誇ります。
小倉城の東側にある江戸時代の大名屋敷を再現した小倉城庭園です。和の伝統を継承し、
「池泉回遊式」の庭園では、池を巡りながら、四季折々のさまざまな景観を楽しむ
ことができます。会館は、書院棟、展示棟、日本庭園からなり、書院棟には武家屋敷の様式を
再現した和室があり、抹茶が楽しめる「立礼席」や茶会に利用できる座敷などがあります。
展示棟には平安時代から武家社会、現代までの「マナーの歴史」を映像や展示品で
紹介しています。小笠原流の作法を記した「小笠原礼法絵巻」も公開されています。
小倉城周辺の見どころ
地図を見れば、世界の歴史、日本の歴史や北九州の歴史が見えてきます。地図が色んなことを
語りかけてきます。「歴史を映し出す地図の紹介」というコンセプトのもと、2020年6月に
オープンし、地図やパネルなど、約120点を展示しています。16世紀から19世紀に作られた
西洋製の日本地図や、伊能図をはじめとする国内製の地図の変遷を歴史とともに紹介しています。
JR小倉駅からのアクセス
京町銀天街、伊能忠敬も訪問した長崎街道の基点・常盤橋を経由、リバーウォーク北九州を
通って小倉城へ。徒歩約20分
JR小倉駅 |
常盤橋 |
リバーウォーク北九州 |
基本情報
・住 所 | 北九州市小倉北区城内2-1 |
・入場料 | 大人350円 中高生200円 小学生100円 |
・アクセス |
JR小倉駅より徒歩20分、JR西小倉駅より徒歩10分 |
小倉城周辺の地図
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