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安川敬一郎

日本の産業近代化産業の歴史をつくった安川敬一郎
石炭産業から始まり、港湾、鉄道、紡績、製鉄、電気、窯業と様々な分野で中心的な役割を
果たし日本の産業近代化に最も貢献した男。
 
福岡藩士・徳永貞七の四男として1849年(寛永2年)に福岡県西村で生まれる。
徳永家には四人の男子がいた。長男以外は同藩士安川、松本、幾島家の養子となり
それぞれの
家督を継いだ。
四男の敬一郎は15歳で安川岡右衛門の養子となり、16歳から家督を継ぐ。
兄の戦死後、生計を維持するために大学を中退して長男と次男が共同経営していた炭坑事業に
参画し、その事業家としての歴史が始まる。
 
その功績を下記に示します、まさにこれは北九州での産業発展の歴史であり、
日本の産業近代化の歴史に一ページでもあります。
 
・1877年(明治10年) 芦屋に安川商店を開設し、石炭販売を直営した。
・1880年(明治13年) 高尾炭坑を経営開始 良質の粘結炭を算出
・1983年(明治16年) 平岡浩太郎と共に赤池炭鉱開発に着手
・1887年(明治20年) 大城炭坑を買収
・1889年(明治22年) 筑豊工業鉄道設立に参画
・1890年(明治23年) 若松築港会社設立の参画
・1895年(明治28年) 官営製鐵所設立が衆議院で可決
              その後八幡に立地すべく「洞海湾拡張計画」を打ち出し、誘致活動を展開した
・1897年(明治30年) 八幡が官営製鐵所建設地となる
・1899年(明治32年) 安川商店と松本商店が合併し安川松本商店となる
                高尾炭坑を八幡製鉄所に売却
・1901年(明治34年) 官営製鐵所創業開始
・1908年(明治41年) 明治鉱業を設立し、石炭業経営の基盤を確立
・1909年(明治42年) 明治専門学校(現在の九州工業大学)開校
・1911年(明治44年) 明治紡績合資会社を設立(明治、赤池、豊国炭坑を合併)
・1915年(大正4年) 合資会社安川電機製作所開業
・1917年(大正6年) 九州製鋼株式会社を設立(日本と中国の合弁会社である漢治萍公司が
                                          生産する銑鉄を原料とする製鉄会社)
・1918年(大正7年) 黒崎窯業株式会社を設立(九州製鋼の平炉用珪石煉瓦生産を目的)
・1920年(大正9年) 明治専門学校を政府所管に以降
・1928年(昭和3年) 九州製鋼株式会社の経営を八幡製鐵所に委託(1934年製鉄業から手を引く)
・1920年(大正9年) 男爵の爵位を受ける
・1924年(大正13年)貴族院議員となる
・1934年(昭和9年) 死去 86歳

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