長崎市の魅力再発見
長崎県の中部に位置する市で、長崎県の県庁所在地です。 古くから、外国への玄関口として
発展してきた港湾都市である。江戸時代は国内唯一の貿易港出島を持ち、ヨーロッパ
(主にオランダ)から多くの文化が入ってきた。外国からの文化流入の影響や、坂の多い
街並みなどから、日本国内の他都市とは違った景観を保持しています。
長崎港の大パノラマを見下ろす絶景、南山手の丘に位置する長崎ロマンの地
「グラバー園」は、 国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅を核に、
市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築復元したものです。
長崎港、稲佐山をはじめとする緑したたる山々、人々の息づかいが感じられる街並み。
偉人たちも魅せられた絶景が広がるとびきりのビュースポットでもあります。
ユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産
のひとつで、現存するものでは国内最古の教会建築物です。1864年末に竣工し、翌年2月に祝別され、
この直後の3月に、浦上の潜伏キリシタンが訪れ、信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも
類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。
また、建立直前に殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教の地である
西坂に向けて建てられています。
2015年(平成27年)7月5日に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、
造船、石炭産業」の構成資産の「軍艦島」です。
閉山以来37年目の2008年(平成21年)から上陸がはじまり見学が可能になりました。
かつて石炭採掘で栄え、今は廃墟と化した軍艦島の歴史を、ガイドが解説。繁栄の痕跡を自分の
足で踏みしめてみましょう。
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原爆落下中心地公園北側、小高い丘にある平和公園は、悲惨な戦争を二度と繰り返さない
という誓いと、世界平和への願いを込めてつくられた公園です。
平和祈念像の前で、毎年8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、この像の前で
平和祈念式典がとり行なわれます。
昭和20年(1945)8月9日午前11時2分。長崎市内の浦上地域上空で原子爆弾が炸裂し約15万人の
人々が命を落としました。この資料館では被爆の惨状をはじめ原爆が投下されるに至った経過、
被爆から現在までの長崎の復興の様子、核兵器開発の歴史、そして核兵器のない平和希求までが
ストーリーを持たせわかりやすく展示されています。
1945年(昭和20年)年8月9日11時2分。アメリカのB29爆撃機から投下され上空約500m
で炸裂しました。当時長崎市内には約24万人の人が暮らしていましたが、死者は
約7万4,000人、負傷者約7万5,000人でした。原爆の熱線と爆風に火災が重なったので、
被害は大きく広がりました。爆風で壊され、後で起きた火災で焼けてしまう家が多くありました。
長崎港周辺のベイエリアを占める複合商業施設「出島ワーフ」。
和食、洋食、中華料理やイタリアンの飲食店をはじめ、アウトドアショップなど
個性豊かなショップが並んでいます。地元長崎の新鮮な海鮮物を食べることができる
お店があるのも魅力のひとつです。また水際を楽しむ憩いの空間となっており、美しい
景色を眺めながらテラスで美味しい食事を楽しむこともできます。
長崎市の地図