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鉄鋼の産業発展物語 第5話 / 河内貯水池物語
2021/04/02
鉄鋼の産業発展物語世界遺産登録の引き金となった土木遺産そして裏側に秘められた物語! 河内貯水池は、八幡製鐵所の第三次拡張工事での水源地拡張対策の一環として1919年(大正8年) に竣工し、8年の歳月をかけて、延90万人の人々の手で1927年(昭和2年)に完成した。 その総指揮者が、土木技師の沼田尚徳、当時は東洋最大級のダムで、「土木は悠久の記念碑」と いうヨーロッパの土木哲学を具現化すべく英知と情熱を注いだ大事業。 この美しい景観の裏側 …
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鉄鋼の産業発展物語 第6話 / くろがね線物語
2021/04/01
鉄鋼の産業発展物語戸畑と八幡を結八幡製鐵所の専用鉄道 八幡製鐵所は、戸畑で操業していた東洋製鐵と1921年に合併した当時から、戸畑地区で生成する 熔銑を船舶で八幡へと輸送していたが、海上輸送のリスクと不経済性が指摘されていた。 一方八幡地区では、高炉の溶銑をつくるときの副産物である鉱滓(スラグ)の処理が問題化していた。 これらの打開策として建設されたのが、戸畑地区と八幡地区を鉄道で結ぶくろがね線。 くろがね線概要 ・八幡地区と戸畑地 …
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鉄鋼の産業発展物語 第7話 / 高見神社物語
2021/03/31
鉄鋼の産業発展物語明治神宮の兄貴分となる高見神社 高見神社の由来は3世紀の時代に遡る。神功皇后が仲哀天皇を崩御の後、熊襲・朝鮮平定に あたり、皇后みずから御祖神十二柱を祀ったのが創始といわれ、近郷高見神社の本宮でもある。 創始時代は洞海湾岸の大字尾倉字高見(現在の八幡泊地近く)の小高い丘陵、 高見山と呼ばれる場所にあった。 高見神社の移設 1897年(明治30年)に八幡村に官営製鐵所を建設することが決まった。 高見山に長官・技監を筆頭とする高等官 …
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お問い合わせ
2022/08/23
●お問合せEnglish ジャパン九州ツーリスト株式会社 Japan KYUSHU Tourist Co., Ltd 個人や家族旅行等の小グループの旅行 団体旅行や環境・エコツアーを計画さ …
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日本の産業近代化に貢献した北九州の歩み
2021/06/06
北九州歴史秘話北九州がつくった日本の産業近代化の礎 北九州を舞台とした 日本の産業発展の道のり! 北九州の歴史を辿れば、日本の産業発展の道のりが見えてくる。 この資料は、産業近代化視点から、ジャパン九州ツーリスト株式会社が独自で歴史を 調査・研究して、「日本の急速な産業発展」として編集したものです。 産業近代化の歩み 製鉄・鉄鋼産業に焦点を当て、どのようにして世界一の工業立国となったか 堀川の建設から、筑 …
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鉄鋼の産業発展物語 第8話 / 満州事変と洞岡地区の拡張
2021/03/30
鉄鋼の産業発展物語海に築く製鉄所の先駆け 第一次世界大戦後、アメリカも1929年にウォール街の株式暴落で恐慌が起こり、 それが世界中に波及していった。日本では1930年(昭和5年)に昭和恐慌が起き、 国際的緊張に対応するために軍事力強化を図る。 そして、1931年に勃発した満州事変は日本の産業に大きな意味を持つ。 鉄鋼原料と製品市場確保のために軍事力により中国・満州に踏み込んだものであり、 膨大な軍事を通じて、重化学工業及び関連産業の発展を促進した。 …
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鉄鋼の産業発展物語 第9話 / 終戦までの苦難の歴史
2021/03/29
鉄鋼の産業発展物語1937年(昭和12年)に勃発した日支事変が長期化するころ、資源の供給力に乏しい 日本の経済は既に行き詰まり状態になっていた。 このような状況下で、1941年(昭和16年)12月8日に真珠湾攻撃を行い、 太平洋戦争が始まった。 そして1942年(昭和17年)ミッドウェー海戦における敗北を境に戦局が悪化すると、 船舶の損傷によって南方資源の輸送力が激減し、国内では統制の対象となるべき 物資そのものが枯渇し始めた。 太平洋戦争下の …
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Hakata Gion Yamakasa Festival
2021/08/08
Fukuoka travel guideHOME One of the most exciting summer festival in Japan. takes place from …
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Kokura Gion Daiko (小倉祇園太鼓)
2022/01/16
JapanKokura Gion Daiko is a summer festivals in which the main attraction is the playing the drums. In 1958 the event was designated as an intangible folk cultural asset of Fukuoka prefecture. On July 1st the Kokura Gi …
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鉄鋼の産業発展物語 第10話 / 遠賀川水源地ポンプ室物語
2021/03/28
鉄鋼の産業発展物語ポンプ室建設の背景 官営八幡製鐵所が1901年(明治34年)に操業を開始した。 操業当初の鉄の年間の生産量は9万で、鉄づくりに必要な水の供給は構内に造られた 高見貯水池から行われていた。 その後、1904年に日露戦争が勃発し、兵器や弾薬の生産のため鉄の需要が26万トンと 大幅に高まった。そのため1906年に第一次拡張計画を策定し、年間の生産量を18万トンに 増やすために設備を拡張することになった。 鉄づくりには大量の水を必要とし、高見貯 …